伏見駅 (京都府) (Fushimi Station (Kyoto Prefecture))

伏見駅(ふしみえき)は、京都府京都市伏見区深草柴田屋敷町にある近畿日本鉄道近鉄京都線の鉄道駅。

駅構造
相対式2面2線のプラットホームを持つ高架駅。
ホーム有効長は6両。
改札・コンコースは1階、ホームは2階にある。
改札口は1ヶ所のみ。

当駅が高架で建設されたのは、建設当時に当駅北方の国道24号(竹田街道)上に京都市電伏見線(1970年廃止)が走っており、立体交差の必要があったためである。
奈良鉄道~奈良線時代は平面交差であり、両者の衝突事故が何度か起きた。

なお自動改札機は東芝製が設置されている。
赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。

利用状況
2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は6,361人。

近鉄の全調査対象駅(323駅、但し調査当時の数)中、101位。

京都線の駅(26駅、大和西大寺駅含む)の中では、19位。

京都府内の近鉄の駅(23駅)の中では、17位。

駅周辺

伏見郵便局
イズミヤ伏見店
国道24号
京都市立伏見住吉小学校
京都教育大学附属高等学校
京阪本線墨染駅
駅北側の柴田屋敷町公園には京都市交通局1800形電車(1829号)が、集会所として保存されている。

バス

最寄バス停は駅から徒歩5分の竹田街道沿いにある棒鼻となる。

京都市営バス横大路営業所81号・特81号系統:京都駅行/横大路車庫行

歴史
1928年(昭和3年)11月15日 奈良電気鉄道京都駅~桃山御陵前駅間開通時に開業。

1963年(昭和38年)10月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。

2007年(平成19年)4月1日 PiTaPa使用開始。

その他
当駅を含む区間は、日本国有鉄道奈良線(旧奈良鉄道&rarr関西鉄道)が1921年にルート変更する前の路盤を利用して建設されているが、奈良線時代にもほぼ同位置に伏見駅があった。

1895年(明治28年)9月5日 奈良鉄道により開設。

1905年(明治38年)2月7日 奈良鉄道が関西鉄道に譲渡。

1907年(明治40年)10月1日 関西鉄道が鉄道国有法。

1921年(大正10年)8月1日 京都駅~当駅間廃止(ルート変更)。
貨物駅となる。

1928年(昭和3年)9月3日 桃山駅~当駅間廃止。
廃駅となる。

隣の駅
近畿日本鉄道
京都線
■急行・■準急
通過
■普通
竹田駅 (京都府) - 伏見駅 - 近鉄丹波橋駅

[English Translation]